Dice-Kインタビュー

宇宙旅行者榎本大輔氏インタビュー
Dice-Kについては存在と略歴は知ってて興味もってたので面白く読めた。内容については仰る通り、という感じ。ホリエモンやサイバー藤田氏などのドラマが「表」なんだとしたら、Dice-K(そもそもこの名前はなんだ!?)の場合は「裏」というか、別にネガティブな意味じゃないんだがどこか生々しい。ちょっと話がずれるけど読んでて思ったのは、世の問題を突き詰めていくと、宇宙か人間そのものか、どちらかに行き着くのではないかということ。それはつまり「結局さ、宇宙に行くんだよ」「結局さ、人の意識を変えるんだよ」ってこと。

例えば、僕が遥か昔にある先輩と話をしていて衝撃を受けたことがあって、環境問題に危機意識をもっている人だったのでそういう話になった。で、結論は「環境の観点からすると人間は地球にとって害悪だから、宇宙空間に出していかないといけない」ということで、真剣にテラフォーミング - Wikipediaとかの情報を集めているという。とにかく、環境問題を真剣に考えると宇宙がテーマになってしまい、世の環境問題好きと全く違うことを勉強することになるというのにびっくりした。ちなみに僕は、彼は環境問題の本質をついていたのではないかなあ、と今でも思う。

もう1つ、卑近な例をだすと、僕らのNPOは渋谷区から美竹公園という公園の管理ほとんどを委託されていて、清掃もしている。で、週に2日は仕事として、1日はボランティアとして、スタッフ+αが園内のゴミを拾ってる。公園の環境のためにも、仕事量圧縮のためにも、ゴミをなくしたいと思って考えるのだが、行き着くのは来園者の意識が高くなり、ポイ捨て自体が減らないと本質的になにもかわらないということだ。だから新しい器具をどうしようとかそういうことではなくて、人の意識を変えるためになにをしたら良いかなあ、と最近は考えている。

以上、独り言。

ちなみに上のインタビューは、録音をそのままテープ起こししたとしか思えない内容で、「全然」の使い方とか酷すぎる。が、それが逆にインタビュー自体の迫力を増している……というわけで褒めていいんだか貶していいんだかよくわからん。あとはレイアウトとか、そもそものサイトデザインとか、怪しすぎ。