日本がナウルになったらどうしよう

お前無駄に暑苦しいよヤメれ、とか言われるかもだけど。この国の行く末みたいなのに、ここ最近とみに危機感を感じてる。いまの20過ぎぐらいの人たちが、僕からみてもものすごく虚無だなあという感じがするのと、いまの50以上のお偉さん方がそういう彼らのことをこれっぽっちも理解できてないのと、その両方があわさって悲惨なことになるのではないかと。
以前、都の幹部の方に時間をもらって意見交換させてもらったとき「若い奴らが働きたくない理由がわからない」と大真面目に言われたのだが、これは本当にヤバい状況な気がする。いつの間にそんなに感覚ズレたの?今では「働きたくない」のがデフォルトだと思うし、その感覚をわからないままに就労対策とか付け焼き刃でやるから、キャリア教育やろうなんて結論になる。
そのキャリア教育で、正社員とフリーターでこんなに生涯年収が違うとかそんなことを教えても、若い連中からはせせら笑われるだけだと思うのだけど違うのだろうか。お偉方は、若い連中はバカだから働かないしどうしようもないと思ってる風だが、若者の方がよっぽど賢くて上の世代をバカにしてる気がする。
でもって一部友人の受け売りに近いナウルだけど、詳細はここここで見てもらうとして、つまりヒマと豊かさを持て余したところで、人間はなにも生産せず無気力グダグダになるだけみたいだ。ナウルの燐鉱石と、日本の親世代がもってる預貯金が似たようなもんだとしたら、、ってありえるのではないでしょうか。とりあえずウェブ進化論じゃないが、エスタブリッシュメント層とやらに伝えるべきことは山積みな気がするですよ。