テンションはあげられる

人間の体というのは良くできたもので、使えば使うほど働くようになり、使わないと機能しなくなるようにできている。もちろん使うだけで休ませないと壊れるけど。いわゆる筋トレとか、ボイストレーニングとかはそういうことだ。
さていきなり話が変わるのだけど、テンションが高い、というのはごく単純だけどすごく大切なことだと思う。つまり勢いがめっちゃあるということであり、テンションの高さだけで実はほとんどのことは解決される(もしくはそう表面的に見える)気がする。
学生時代、KOMPOSITION関連のイベントでトークライブに大仁田厚さんを呼んだことがあり、良いんだか悪いんだかとにかくいわゆる"熱く"喋りまくって壇上を制圧しており、そういうものかと思ったものだ。内容は記憶にないがとにかく迫力があり、ある種の説得力を感じたんである。この方はこうやって世間の荒波を渡ってきたんだなあと勝手に感心した。
で、要はなにかというと、僕は日々の生活でテンションが高いなんて疲れるなあ、あとで持たなくなるからローテンションに抑えておこうとか思ってることが多かったのだ。が、もしかすると「テンションが高い」というのも筋肉みたいなもんで、いつも高くすると体のどこかが鍛えられてテンションの平均値そのものが高くなるのではないか、と大発見をした気がしたんである。