仕事の本質とは

要するに自分で「考える」ことだと思う。*1

机の上に紙とペンを広げられるかで勝負が決まる - ひげぽん OSとか作っちゃうかMona-

プログラマの方でもそうなんだなあ、と思ってふとこんなエントリを起こしてみた。


日常的に仕事をしてて思うのだけど、仕事の実体って雑用ですよね。

メールを返してみたり、電話とったり、打ち合わせに人数合わせ的に出たりとか、そういうの。

郵送物を送ったり、打ち合わせ議事録を作ったり送ったり、打ち合わせの日程調整もそうですね。


そういう雑用をできるだけサクッと片付けて、

〜課題の洗い出しからはじまって解決まで〜自分の脳でしっかり考えられるかどうか

が重要だと思うのです。

そしてそういう時間を取ることは、大変難しい。


人間の脳は切り替わりがPCみたいに早くないので、出だしに時間がかかったりします。

というわけで、ある程度、できれば何時間まとまりで時間を作らないと、成果が出なかったりする。


ちなみに「考える」というのは僕の場合、

ノートとペンを用意してとにかく書く

ことを意味します。


つまり、ノートとペンが自分に馴染むかがめちゃんこ大切で。

そういうわけで、僕が最近気に入っているノートとペンをご紹介しましょう。ポイントとしてはごく庶民的であること。ここ一年ぐらいですっかり定着しました。


ノートはこれ↓

マルマン A6 スパイラル メモ 3冊入 N670X3

マルマン A6 スパイラル メモ 3冊入 N670X3

小さいので携帯しやすい、スパイラル式なのでいらないページが千切れる、そして値段が安い、と三拍子揃っております。

ポイントとしては、とにかく贅沢に使うこと。僕は1ページに1つの内容しか書かない、見開きの右ページから書き出す(そうすれば不要なページは破り捨てれられる)、と決めてます。

当然ながら、僕はこのノートをほぼ持ち歩いていて、かつ常に何冊か職場に買い溜めして置いてます。


ペンはこれ↓
G-knock

とにかくゲルインクがハードに出るんで、書いてて気持ち良いというのが素晴らしい。なにせ書きたいことがまとまってないくせに書き出すことが多いので、贅沢にインクが出て書き心地が良いというのが重要なのです。

そして、当然ながらえらく安い。出たインクの量だけアイデアが出る気がする、という僕にはうってつけのペンです。個人的には上記のノートには0.5mmの太さがしっくりきます。

というわけで、僕はこのペンを職場と、家のベッド枕元に常備しているほか、持ち歩いてまして。さらに替芯を常に何本か買い溜めしてます。インクがなくなるたび、成長してる気がする(笑)


あと「考える」作業のときに何を書くかって話ですが、

基本的には書き出し時にページ上に日付とタイトルを書いて、あとの本文は「箇条書き」と「図表」がメイン。文章は書かない。思いつきを阻害しないよう落書き上等。色は黒一色。

ノートの使い方としては、さっきも書いたように1ページ1内容。もうバンバン思いついたことを書いて、処理し終わったり、ワードやパワーポイントにまとめたらすぐ捨てる。不要な内容には×印を上からして潰し、ページごと不要になったら破って捨てる。仕事が進めば進むほど破り捨てる、ってのが爽快。

一冊使い終わったらノートがすごく薄くなってます。で、使い終わったら表紙に使った期間を書いて、ネタ帳として保管。

なお社内での打ち合わせ資料なんかは、ノートに要点を書き付けておいて、あとで並べてコピーしてA4一枚モノの資料にしちゃうことも多々。アナログだけど僕的には一番早いです。


それから考える「方法」だけど、以前どこかで聞いた毛沢東方式というのがありまして。

故・毛沢東が悩むと白紙を取り出し、真ん中に縦線をひいて、線の左に課題を書き出して、線の右に課題と対応した対応策を書き出していたというやり方なんですが、これは一人の考え事のときはよくやります。マインドマップより個人的には好きですね。

*1:余談だけど、球技の本質は「ストレス解消」だと思うのですがいかがでしょう。