講義させていただきました@明治大学

ちょっと間が空いてしまいましたが、、先週木曜に明治大学の塚本先生にお招きいただき、公共経営論の授業にて講義をさせていただきました。大学1・2年生がお相手です。
「KOMPOSITIONの紹介・課題・今後」みたいなテーマで話してきたんですが、こういう自己紹介プラスアルファのプレゼンテーション、学生さん相手にときどきさせていただきます。終わったあとだいたい、なにか役に立てたかなあ、とか悩むっつうか考えます。


講演やプレゼンテーションと呼ばれるものって、「知識を教えてくれるもの」「感覚を教えてくれるもの」と2つぐらいあると思うんです。今回の明治大学だったら、どちらかといえば後者ですね。もし「NPO法人の現状と成功例」みたいなテーマをもらっての講演だったら、前者っていう。
個人的には、前者でも後者でも、それなりに意味のあるプレゼンってあると思うんですが、本当に意味があるのは「感覚を教えてくれるほう」かなあと思います。変だなあと思うのは「感覚を教えてくれる」講演で良かったものは、だいたい「講演聞いてるうちに部屋の外にいきたくなる」講演なんですよね。


聞いていて、こんな座っちゃおれん、俺今すぐ始めなきゃ、みたいな感覚になるプレゼンテーション。聞くアドレナリンというか。起業家寄りの人が講演で「こんなん座って聞いてるキミらはダメだ、さっさと帰って事業起こしたらいいのに」みたいなこと言うケースって多い気がしますが、そういうことですよね。
そう思うと、自分のプレゼンはどうだったのかなあ。ちょっとキレイな言い回しを意識しすぎたな、カッコ悪くても僕の抱いてる熱とか思いとか、そういうことをワアワア喋ったほうが良かったかなあ、時間が来たんでスンマセン終わります、ぐらいでも良かったんじゃないかなあ、とかそんな気もします。


だいたい僕は喋ったあと「自由で良いなあと思いました」とか学生さんに言われたりするんですよね。嬉しいような、いやいや自由じゃないよー大変だぜと思うような、甘いのと苦いのが混ざったみたいな気持ちになる。ってか、自由なのは学生のお前じゃないか、と思う。
とりあえず「こんな大人もいるよ」ぐらいのことが伝えられたら、それでなにかチャレンジを始める学生がいたら嬉しいなあと、そんなことを思いました。